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2014~2015のシーズンが始まっています


 ご無沙汰しています。欧米のオペラ・ハウスでは2014~2015のシーズンが始まっています。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんもロシアのマリインスキー劇場でゲルギエフの指揮の下、ブリテンのWar Requiemを歌いました。最近は少し出演を絞って、充実した歌を聴かせていますね。これからパリの「トスカ」Metの「アイーダ」と進みます。頑張ってくださいね。

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超一流と一流の差


 佐渡さんの「コジ」ではスザンナ・フィリップスのフィオルデリージは素晴らしかったのですが他の歌手もよく歌っていました。でも、その差は何処にあるのでしょうか。日本人キャストも含め、皆さん良い歌手なのですが、やはりそこを突き抜けた声の艶、ちょっとしたフレーズ、オペラ・ハウスを満たす声量が超一流と一流の差を分けるのだと思います。ちょうどMetの「コジ」が上演された後で比較もしやすいのですが、ドラベッラはサンドラ・ピケス・エディよりもイザベル・レオナルド、デスピーナはリュボフ・ペトロヴァよりダニエル・ドゥ・ニースが声に張りがありました。その差は僅かですが、それを越えられるかどうかがTopとReserveの差ではないかと考えさせられた次第です。

リムスキー・コルサコフ「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」


 すでに組曲で有名な「見えざる町キーテジ」がネーデルラント・オペラ2012の公演でBD化されましたので聴きました。よくロシアの「パルジファル」と言われるので興味を持って聴きましたが、どちらかというと民族音楽的な旋律が多いように見受けました。あらすじは、

 小キーテジの森に住む乙女フェヴローニヤは、狩で傷を負い、従者とはぐれた王子フセヴォロドに出会います。聡明なフェヴローニヤの言葉に心を動かされた王子はフェヴローニヤに求婚、まもなく二人の婚礼が行なわれることになります。しかし大キーテジへと向かうフェヴローニヤの婚礼の行列はタタール人の来襲をうけ、フェヴローニヤはタタール人に捕らえられます。一方のんべいのグリーシカはタタール人に脅され、大キーテジへの道を案内することに。フェヴローニヤは大キーテジを見えなくしてくれるよう、神に祈ります。タタール人による襲撃の報を受けた大キーテジでは王子が戦場へと駆け、40の傷を負って戦死。その後、タタール人の手から逃れたフェヴローニヤとグリーシカは森の中をさまようものの、自分の罪を恐れるグリーシカは王妃の前から消える。フェヴローニヤはそのうち王子の霊に出会い、湖の底に消えたキーテジの町で再びふたりの婚礼が祝われます。そして森に残ったグリーシカには、人々が信仰に守られたキーテジで生きていることを手紙で告げるのです。(日本コロムビアより)

 ユーリ公:ウラディーミル・ヴァネーエフ
 王子フセヴォロド(ユーリ公の子):マクシム・アクセノフ
 フェヴローニャ:スヴェトラーナ・イグナトヴィチ
 グリーシカ・クテリマ:ジョン・ダスザック
 フョードル・ポヤーロク:アレクセイ・マルコフ
 小姓:マイラム・ソコロヴァ
 二人の高貴な男たち:モルシ・フランツ、ペーター・アリンク
 グースリ奏者:ゲンナジー・ベズズベンコフ
 熊使い:ヒューバート・フランシス
 物乞いの歌い手:イウリ・サモイロフ、他
 ネーデルラント・オペラ合唱団
 オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
 マルク・アルブレヒト(指揮)

 演出・装置:ディミトリ・チェルニアコフ
 衣裳:ディミトリ・チェルニアコフ、エレーナ・ザイツェヴァ

 収録時期:2012年2月
 収録場所:アムステルダム音楽劇場(ライヴ)

 演出は今、活躍中のディミトリ・チェルニアコフです。先日Metの「イーゴリ公」でも演出していましたが、雑草が生い茂るあたりはポピーに置き換えれば「イーゴリ公」そっくりですし群衆の動きや3方向が壁に囲まれている第2幕の舞台もよく似ていました。でもチェルニアコフの演出は現代的でもオペラの雰囲気を醸し出してるように思います。
 歌手で聴いてみたかったのは、当初のクリスティン・オポライスの代わりに歌ったスヴェトラーナ・イグナトヴィチです。彼女はロシア生まれバーゼル歌劇場の専属となって10年ぐらい、ちょっとおばちゃん顔ですが東洋系の面影で親近感があります。強いスピントがかった声でとても素晴らしい歌を聴かせてくれました。3時間の長丁場を、女声は一人で歌わなければならないのですが、だんだん調子が上がり、最後は感動的な歌唱で締めくくり、世界には上手い歌手がいるのだなと感心しました。ロシア・オペラには欠かせない狂言回しのグリーシュカを歌ったジョン・ダスザックも上手かったです。この二人はカーテンコールでも大きな拍手を受けていました。
 指揮のマルク・アルブレヒトはペダルが多い演奏をする本場のオペラ・ハウスと異なり透明感のある、すっきりとした現代的な演奏でとても好感が持てました。
 もともとロシア・オペラは好きな方ですが、この「見えざる町キーテジ」も是非、日本でも上演してほしいと思いました。

Metの「イーゴリ公」が9月にDGGから発売


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんがヤロスラヴナを歌ったMetの「イーゴリ公」が9月にDGGから発売です。早いですね。あの素晴らしい「イーゴリ公」の舞台や音楽が存分に楽しめますよ。でもDGGなので日本語字幕はありません。がっかりですね。Opus Arteなら日本語字幕があるのに・・・。「イーゴリ公」で字幕がないのはちょっと辛いです。

オペラ講座「名作オペラ 観くらべ、聴きくらべ」



 ご紹介するのが遅れましたが、オペラ友達の「オペラの館へようこそ」さんが鎌倉でオペラ講座〈全5回〉を開いておられます。作曲もされる碩学の方で、オペラへの造詣の深さには感心させられます。お近くの方は是非参加してください。私は関西なので参加出来ませんが、その様子をブログにUPしてくださいね。楽しみにしております。

オペラ講座〈全5回〉
6月21日(土) 13:30-16:30  ヴェルディ《椿姫》
7月19日(土) 13:30-16:30  モーツァルト《ドン・ジョバンニ》
8月09日(土) 13:30-16:30  ロッシーニ《セヴィリアの理髪師》
9月20日(土) 13:30-16:30  ワーグナー《ローエングリン》
10月11日(土) 13:30-16:30  プッチーニ《トスカ》
   *後半の50分間は、質疑応答とフリートークです。

プロフィール

dawa7761

Author:dawa7761
オペラをこよなく愛する者です。
すばらしいリリコ・スピントであるOksana Dykaちゃんのファンです。
東の果ての国から応援しています。

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