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ロリン・マゼール(Lorin Maazel)氏が死去されました。


 ロリン・マゼール(Lorin Maazel)氏が死去されました。若い頃から聴いていますが、ちょっと尖ったところのある、奇をてらった印象でした。それが変わったのが1968年のシーズンから振ったバイロイトの「指輪」でした。前年でベーム・ニルソン・ヴィントガッセンの「指輪」が終わり、歌手も若手を起用したシーズンでしたが、繊細で美しく素晴らしい演奏だったと記憶しています。それ以来、重厚で緻密な演奏に惹かれました。彼のヴァイオリンはソリスト並みで、ベルリン放送交響楽団との来日公演では、弦楽器の取り扱い方が他の指揮者とは異なり、独特の音楽を醸し出していたように思います。ウィーンフィルとのニューイヤーコンサートは11回も振っており、最近の指揮者としてはずば抜けています。レパートリーは「カラヤン」に引けをとらないほど広く、イタリアオペラも上手かった。パヴァロッティと共演したアイーダなど何度も鑑賞しました。ValenciaのCio-Cio-Sanではオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんとも共演しています。偉大な音楽家のご冥福を祈りたいと思います。
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50年前



 今から50年前のクラシック界を考えてみましょう。指揮者ではカラヤン、バーンスタイン、ベーム、クレンペラー、歌手ではカラス、ニルソン、テバルディ、デル・モナコ、ベルゴンツィ、F-ディスカウ、プライなどそうそうたる音楽家が活躍していました。今もCDでその演奏を聴くことが出来ます。でも決して古くさい、聴くに堪えない、音が悪いということはありませんね。
 でも私が音楽を聴き始めた70年代から50年さかのぼると1920年頃、ようやく蓄音機が普及し始めた頃、フルトヴェングラーは若手でメンゲルベルグ、トスカニーニが全盛期でしょうか、歌手ではシャリアピン、カルーソー、でフラグスタートでさえ駆け出しの頃でした。その頃の演奏はまだ音が悪く、大時代的で、歴史的ではあっても、今聴いてもあまり楽しいものではありません。それ故、私たちクラシック・ファンは演奏の洪水の中で生きているのかも知れません。
 それはともかく原点に戻って70年代にカラヤンの演奏を楽しんだように、2014年現在の同時代人の演奏を大切に聴くこともクラシック・ファンとしては大切なことだと思います。

ニコラ・テスラ(Nikola Tesla)



 先日、京都大学の松本総長の話を聞く機会がありましたがそのときニコラ・テスラ(Nikola Tesla)の話をされておりました。交流電流、蛍光灯などの発明。磁束密度の単位「テスラ」にその名を残す発明家ですが、同時代のエジソンに比べて一般には知られていませんね。
 彼はエジソンに対して「私は彼の行う実験の哀れな目撃者のようなものであった。少々の理論や計算だけで彼は労働の90%を削減できただろう。しかし彼は本での学習や数学的な知識を軽視し、自身の発明家としての直感や実践的なアメリカ人的感覚のみを信じていた。」と語っています。松本先生の話では経験だけ、学問だけではダメ、テスラのように経験と学問、どちらも大切だと話されていました。
 オペラ歌手でも舞台の実践だけではダメ、やはり音楽も学問的にしっかり勉強することが大切だと思います。昔は楽譜も読めずに歌っていた歌手もいたそうですが、最近の歌手は大学や学校でしっかり勉強しています。それ故、聴き応えがありますよ。昔の歌手を懐かしむのもいいですが、新しい歌手も皆さん結構上手いですよ。

聖オリハとオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃん


聖オリハ

 10世紀中頃、キエフ・ルーシ公の妻オリハは夫を殺され、幼い息子の後見となって国を支えた女性です。その意志の強さと賢明さはウクライナの女性の典型です。キリスト教に興味を持った彼女はわざわざコンスタンティノープルまで出かけ洗礼を受けた最初のウクライナ人となりました。その美しさと聡明さで皇帝が妻に迎えたいと言ったほどの女性です。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのヤロスラヴナを聴いていると彼女の意志の強さはオリハから受け継いだものかもしれません。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの故郷であるウクライナは東西文明の十字路



 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの故郷であるウクライナは東西文明の十字路です。古くキエフ・ルーシ公国の時代から固有の文化を持ち、豊かな資源と土壌に恵まれながら、東のロシア、西のポーランド・オーストリアという大国に囲まれ困難な歴史を経てきました。その文化水準はとても高く、音楽面だけ見ても大作曲家プロコフィエフ(バレエ音楽「ポリステーヌの岸辺で」はウクライナ民謡から採ったものです)。チェロのピアティゴルスキー、ヴァイオリンのオイストラフ、スターン、ミルシテイン。

 ピアノではホロヴィッツ、ギレリス、なんとリヒテルはオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんと同郷のジトーミル出身です。チャイコフスキーもウクライナをこよなく愛し、この地で数々の名作を生み出しました。「アンダンテ・カンタービレ」ピアノ協奏曲第一番、交響曲第二番、そして「エフゲニー・オネーギン」や「マゼッパ」までこの地で作られたり、ウクライナの民謡からインスピレーションを得ています。ウクライナは「辺境」と言う意味があるそうですが、音楽ではヨーロッパに負けていません。

 そうじゃないとモナスティルスカやオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのような素晴らしい歌手は出てこないと思います。ウクライナの皆さん頑張ってくださいね。
プロフィール

dawa7761

Author:dawa7761
オペラをこよなく愛する者です。
すばらしいリリコ・スピントであるOksana Dykaちゃんのファンです。
東の果ての国から応援しています。

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