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聴きたかったアニータ ・ハルティッヒ(Anita Hartig)のミミ


 METライブビューイングの「ボエーム」を聴きました。期待の新星アニータ ・ハルティッヒ(Anita Hartig)がミミを歌う予定だったのですが、体調不良のため クリスティーナ・オポライスに代わってしまいました。
 アニータ ・ハルティッヒは30歳ぐらいのルーマニアの若手ソプラノ、すでにウィーンでも歌っていてその透明感に満ちた声は素晴らしいです。ファーストキャストとしてライブビューイングにクレジットしたのはさすがゲルブ支配人ですね。METでは当然リザーブの歌手も用意していたのでしょうが、やはり世界のオペラ・ファンに見てもらうためにはそれなりの歌手が必要なのでしょう。
 オポライスは指揮者のネルソンズの奥様、すでにROHをはじめ多くのオペラ・ハウスで歌っています。代役ながら頑張りましたが、やはり高音が割れていたり、歌がフラットになるところがあってやや魅力に欠けますね。ヴィットーリオ・グリゴーロのロドルフォはぴったりですね、もっとたくさん歌って欲しいと思います。一番輝いていたのはムゼッタを歌ったスザンナ・フィリップスですね。7月の来日が楽しみです。指揮のステファーノ・ランザーニは今ひとつプッチーニの流麗な旋律をとらえきれませんでした。やはり、前のルイゾッティのほうが上手かったと思います。
 でも、ハルティッヒといい、オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんといい、デビューでいきなり大役を任せるというのは、さすがMETですね。感心しました。
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ザルツブルグ音楽祭の「ラ・ボエーム」


 話題になっているザルツブルグ音楽祭の「ラ・ボエーム」を見ました。ザッとした印象ですがミミを歌ったアンナ・ネトレプコはすばらしい歌唱でしたが、最近、声が太くなり暗めの声と相俟って、プレゼンスがミミとは違ったものに感じられました。ロドルフォのピョートル・ベチャラは今一番乗っているテノールですが、衣装からは彼とは分かりませんね。良く通る声で素敵な歌唱ですが、弱音部は少し苦手かも知れませんね。ムゼッタを歌ったニーノ・マチャイゼも良く声が出ていましたが、まだ少し変なイタリア語ですね。彼女の方がミミの声にふさわしいかも知れませんね。ダニエレ·ガッティとウィーン·フィルハーモニーは素晴らしい演奏でした。
 問題はやはり演出です。イッリカとジャコーザの台本は春夏秋冬の季節感をふまえ、青年達の悲喜劇を隙なく作っており、現代的な解釈を入れ込む余地は少ないのですが、Damiano Michielettoの演出は季節感もなく、第二幕のカフェ・モミュスのシーンもパリの地図を下敷きにしただけで、演出家の意図が空回りしている感じでした。パピニョールのおもちゃ屋が空中を飛ぶシーンは思わず笑っちゃいました。スパイダーマンみたいでしたね。

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dawa7761

Author:dawa7761
オペラをこよなく愛する者です。
すばらしいリリコ・スピントであるOksana Dykaちゃんのファンです。
東の果ての国から応援しています。

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