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トリノ王立歌劇場(8)日本公演の力


 今回のトリノ王立歌劇場 日本公演では「トスカ」と「仮面舞踏会」が取り上げられましたが、どちらも最近、トリノ王立歌劇場で公演があったもので前回と同じようにプッチーニとヴェルディという組み合わせでした。しかしその演奏の素晴らしさだけではなく、世界のオペラ・ハウスで払底しているスピント系の歌手を集めたというだけで公演の価値が分かろうというものです。フリットリ、ファンティーニ、ラセット、バルチェローナ,ヴァルガス、アルバレス、そしてオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんと、世界第一線で活躍している歌手がほぼ一ヶ月、日本に集まるというのは本当に贅沢きわまりないことでした。国内からでは分かりませんが、世界的に見ると大変なことで、海外のオペラ批評の有力サイトでも取り上げられています。日本公演が海外で批評されるなんて一昔前までは考えられませんでした。それだけヴェルディ・イヤーの最後を飾る演奏だったのですね。この公演を聴いた方々は本当に良かったですね。
Konnichiwa? Turin’s Un Ballo in TokyoSeen and Heard
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トリノ王立歌劇場(7)Japan Tour


トリノ王立歌劇場のHPをみるとJapan Tourのバナーが貼ってあり、日本での公演の状況や写真、動画がupされています。劇場では見ることの出来ない一面を見ることが出来ます。ノセダ監督のもと素晴らしいソリスト、優秀なスタッフなど劇場を挙げて頑張っている姿がうかがえます。なくなる前に是非一度ご覧になることをおすすめします。イタリアのトリノ王立歌劇場ではこの間オペラは出来ませんのでバレエの「ジゼル」の公演でした。ソリストもイタリア人はヴィヴィアーニ君とファンティーニだけで実力のある人を抜擢する劇場の姿勢がうかがえます。<是非また来日して欲しいです。東京だけではなく大阪公演なら毎日行けるのですが(笑)。
RegioJapanTour_special.png

トリノ王立歌劇場「仮面舞踏会」(5)余韻


 素晴らしかったトリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」。その音楽がまだ頭の中を駆け巡っていますがオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃん以外の歌手・演奏家のことも書いてみたいと思います。良かったのはレナートを歌ったガブリエーレ・ヴィヴィアーニです。2005年の東京文化会館でルイゾッティが振った「蝶々夫人」のシャープレスで出ていたときから「明るい声のいいバリトンだなあ」という印象が強かったのですが、ベルカントオペラから徐々に役を広げ、ボエームのマルチェロ、ジェルモン、「シチリアの晩鐘」のモンテフォルトなどを歌いVienna State Operaなど有名なオペラハウスでは常連です。今年はなんとFestival Pucciniでスカルピアまで歌っています。今回の公演では「おまえこそ心を汚すもの」は実に朗々と歌っていましたが、第三幕のオスカルとの早いパッセージも上手くこなし、第2幕でリッカルドに暗殺者が迫ってくることを忠告する、その演技も真に迫っていました。現代のバリトンはルチッチ、やギャグニッザのように性格的な歌が多いのですが細かいことは気にせずバスティアニーニやカプッチルリのように綺麗な声で歌って欲しいと思います。是非彼のルーナ伯やポーザ公も聴いてみたいと思いました。

トリノ王立歌劇場「仮面舞踏会」(4)ついに公演終了


 トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」日本公演が終了しました。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんは初来日だったのですがすでにヨーロッパではトップ・スターであり、スカラ座で3年連続出演、Losでは2年連続(Cio-cioさんは弾丸ツアーを計画しましたが見事失敗してしまいました、笑)、パリ・オペラ座では45年ぶりの「アイーダ」のタイトル・ロール、ベルリンの「トスカ」トリノの「仮面舞踏会」など、だけではなくViVAEUROPEでヨーロッパ中の国に「トスカ」が放送されました。今回の「アメリア」でも力強い、そして美しい声を両立させ、聴衆を魅了しました。演技や表現力も抜群でした。長身で舞台映えする容姿、何よりもとびきりのべっぴんさんでこれから我が国でも人気が沸騰することでしょう。私は放送で偶然彼女の歌を聴き、いっぺんにその虜となりこのブログを立ち上げました。友人達もその影響でファンの輪がふくらみつつあります。
 今回の公演が発表されたとき目玉はフリットリの出演する「トスカ」だったはずですが、私の調べたところでは演奏会形式はあっても舞台での出演は無く、当初から出演に疑問がありました。丹念に調べるとこの「仮面舞踏会」のほうがキャストも揃っており、きっと素晴らしい公演になると予想していましたが、まさにその通りでした。よく聞き込んでいるファンは「仮面舞踏会」のほうを優先していたようです。知名度の高い歌手は、来日の時すでに衰えていたり、指揮者の音楽作りとズレのあることが多いのですが今回は皆若々しい張りのある声でノセダの意図を十分理解して統一感のある舞台を創り上げていたので、まるでヨーロッパの劇場にいるようでした。東京文化会館は常打ちのオペラ・ハウスではないので大変だったと思いますが、レージョ劇場の皆さん本当にお疲れでした。そしてオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃん、予想通りの素晴らしい歌を披露していただきありがとうございました、他にも書きたいことはたくさんありますが終演に際して感謝の言葉を述べさせていただきす。また来日して日本のオペラ・ファンに素晴らしい歌を聴かせてくださいね。十八番の「トスカ」聴きたいです。必ず友人を誘い聴きに行きますよ。そして、次は、そうメトロポリタンの「イーゴリ公」ヤロスラーヴナへどうぞ。

トリノ王立歌劇場「仮面舞踏会」(3)トリノ・レージョ劇場の本気度


 今回の引っ越し公演は片手間ではなく音楽監督のジャナンドレア・ノセダを筆頭にトリノ・レージョ劇場のオーケストラ・コーラス、ロレンツォ・マリアーニの演出など本場そのものを持ってきました。従って我々は日本にいながらトリノ・レージョ劇場そのものの舞台を見ているわけです。マリアーニの演出も細部の変化はありますが、以前から続いているもので現代的でありながらスタイリッシュな演出はセンスがありますね。われわれは昨年6月の舞台のDVDで十分予習を積みましたので(笑)とても親近感があります。キャストもレナートのガブリエーレ・ヴィヴィアーニ、アメーリアのオクサナ・ディカ、 ウルリカのマリアンネ・コルネッティは同じなのでチームワークは抜群でした。しかも彼らは今年の7月にスカラ座で行われた「仮面舞踏会」にも出演していますので、現代オペラ界最高のメンバーです。ここにもトリノ・レージョ劇場の本気度が感じられました。歌唱や演技にも余裕があるのはそのせいでしょう。それにしてもトリノの「仮面舞踏会」のDVD、日本でも発売して欲しいです。HMVさん、ぜひお願いします。
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dawa7761

Author:dawa7761
オペラをこよなく愛する者です。
すばらしいリリコ・スピントであるOksana Dykaちゃんのファンです。
東の果ての国から応援しています。

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