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トリノ王立歌劇場、「仮面舞踏会」東京公演(2013.12.7)とトリノの地元公演(2012.6.21)の比較



 先日、オペラ・ファンタスティカでトリノ王立歌劇場、「仮面舞踏会」東京公演(2013.12.7)が放送されました。トリノの地元公演(2012.6.21)と比較してみたいと思います。

東京公演
リカルド…(テノール)ラモン・ヴァルガス
レナート…(バリトン)ガブリエレ・ヴィヴィアーニ
アメリア…(ソプラノ)オクサナ・ディカ
ウルリカ…(メゾ・ソプラノ)マリアンネ・コルネッティ
オスカル…(ソプラノ)市原愛
(指揮)ジャナンドレア・ノセダ

トリノ公演
リカルド…(テノール)グレゴリー・クンデ
レナート…(バリトン)ガブリエレ・ヴィヴィアーニ
アメリア…(ソプラノ)オクサナ・ディカ
ウルリカ…(メゾ・ソプラノ)マリアンネ・コルネッティ
オスカル…(ソプラノ)セレナ・ガンビローニ
(指揮)レナート・パルンボ

 演出も同じ、主演も5人中3人が同じと言うことでほとんど本場そのものを持ち込んできたという感じです。まずリカルド、ラモン・ヴァルガスも良かったですが、やはり声が軽すぎると思いました。他の公演も聴きましたが、どうしてもドミンゴのようなしっかりした声の方がリカルドにふさわしいと思います。特にオクサナ・ディカちゃんとの二重唱では弱さが目立ちますね。オクサナ・ディカちゃんは楽譜通り忠実に歌っているのに、ヴァルガスは語り口調でアンサンブルが今ひとつでした。クンデの方がちょっと固いけれどスピントらしい歌いぶりでした。

 オクサナ・ディカ(oksana dyka)ちゃんはどちらも素晴らしい演奏ですね。トリノの時は初役とも思えないくらい素晴らしいです。でも「私の最後の願い」は日本公演に軍配が上がります。アンサンブルでは練習が行き届いているせいかトリノ公演のほうが丁寧な歌いぶりです。

 レナートのヴィヴィアーニ君もイケメンで歌いぶりも素敵ですが、東京公演を聴くとヴェルディ・バリトンとしてはやや声の軽さが気になります。ウルリカのコルネッティは変わりません、出番が少ないのでもったいないですね。オスカルの市原愛はセレナ・ガンビローニと比較するのはかわいそうです。アリアは何とかこなしているのですが、(オペラ歌手なら当然です)アンサンブルとなると合っていませんね。やはりトリノ公演では練習が行き届いているせいもあって、重唱部分は聴き応えがありますが、東京公演では慣れているメンバーでもちょっと聴きおとりしました。

 指揮はレナート・パルンボの方があまりテンポを動かさず、バランスを重視して歌手の特徴を生かしていました。熱血ジャナンドレア・ノセダはオーケストラを揃えるより、各声部をコントロールして早いテンポで押しまくりました。今までの「仮面舞踏会」の公演を聴くとノセダのほうが正統派のような感じがします。ただ、アリアではゆったりとした情感を込めた指揮ぶりであったため、オクサナ・ディカちゃんでも苦しい部分がありました。でも練習を含めたオペラの運びとしてはトリノ公演に一日の長がありますね。

 現在、トリノ王立歌劇場では「トスカ」を公演中ですが、東京公演とは演出が同じでもキャストは全く異なります。それ故、東京の「仮面舞踏会」は貴重なものだったと思います。以上が私の感想です。
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Gabriele Viviani君のRenato


 先日に引き続きスカラ座の「仮面舞踏会」、今度はGabriele Viviani君のRenatoです。昨年のトリノではロール・デビューだったので、単調な部分もありましたが、スタイルは変わっていないもののだいぶこなれてきたように思います。もともとヴェルディ・バリトンにふさわしい美しい声とネイティブらしいディクテーションで今後、ポーザ侯やルーナ伯爵も歌って欲しいですね。と思っていたら今夏のTorre del LagoではなんとScarpiaも歌っています。9月のあいちトリエンナーレでは得意のSharpless も歌いますし、大活躍中です。伸び盛りの歌手を聴くことも楽しみです。

Sondra Radvanovsky姐さんのamelia


 スカラ座の「仮面舞踏会」の映像がyoutubeでupされています。まずSondora姐さんの「あの草を摘み取って」です。Metにつづいてのameliaですが、声が大きいという以外には魅力はありませんね。声の艶もないし、震えているし、ピッチも微妙にずれていますが、何よりも歌になっていないというところがいけません。評論家のK女史が酷評されているのももっともだと思います。これではレナートもリッカルドも好きになれないやん・・・。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのameliaもう一枚


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのスカラ座、「仮面舞踏会」が終わりました。次はラヴィニア音楽祭を経て秋にパリ・オペラ座の「アイーダ」,そしていよいよ来日公演のトリノ王立歌劇場による「仮面舞踏会」Ameliaと続きます。期待していますよ。

スカラ座の「仮面舞踏会」開幕


スカラ座の「仮面舞踏会」が開幕しました。演出は新国の「コジ」ザルツブルグのボエームでおなじみのDamiano Michielettoです。現代的な演出ですが、彼は群衆を動かすのがとても上手いですね。指揮は若手のDaniele Rustioniで生きのいい演奏を期待しましょう。
歌手はMetとかぶっていて RiccardoがMarcelo Álvarez、AmeliaがSondra Radvanovskyです。ソンドラ姐さんの大砲みたいな声はちょっと?ですね。Renatoは悪役が似合うZeljko Lucicですがどうでしょうか。でもRaiは映像も音声も放送がなさそうです。せっかくVerdi の新演出なのにガッカリですね。写真がupされていますので貼り付けておきますオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのAmeliaは15日からの出演です。トリノから1年ぶりなのでさらに深みが増していることでしょう。期待しています。
プロフィール

dawa7761

Author:dawa7761
オペラをこよなく愛する者です。
すばらしいリリコ・スピントであるOksana Dykaちゃんのファンです。
東の果ての国から応援しています。

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