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I Pagliacci(5) Great Nedda of Oksana Dyka


「道化師」のことばかり書いたので、そろそろ他のオペラの事も書かなければいけないと思います。
まとめとして、Oksana DykaのNeddaはほんとうにすばらしかった。「鳥の歌」では今ひとつリズムに乗り切れてない感じがしましたが、シルヴィオとの二重唱からはだんだん音楽に乗ってきて、声もよく通るようになり、第二幕の劇中劇ではすばらしい歌唱に圧倒されました。スカラデビューにもかかわらず、ホセ・クーラやアンブロジオ・マエストリを圧倒するくらいの熱演で、ネッダの自由への憧れ、カニオに対する苦悩、シルヴィオへの愛情の強さなど、存分に表現しており、そのオペラ歌手としてのプレゼンスは最高でした。スカラの天井桟敷からはBooがでましたが、日本のオペラサイトやブログではとても好評でした。私も「道化師」はいままでたくさん見たり聴いたりしましたが、これほど胸を打たれたNeddaは今まで聴いたことがなく、改めて「道化師」というオペラのすばらしさを心にとめました。
さて、明日からいよいよ4月。Oksana Dykaちゃんは昨年に引き続いてValenciaで得意の「Tosca」を歌います。頑張ってくださいね。期待しています。明日からは、そう、Scalaの「Aida」について論評してみたいと思います。
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I Pagliacci(4)マルトーネ(Mario Martone)の「道化師」の演出


 マルトーネの「道化師」の演出は自動車が出てきたときは驚いたが(私も古いオペラファンです)おおむねリブレットに沿った素直に楽しめる演出ででした。「カヴァレリア」は今ひとつでしたが、「道化師」は今回のNHKのスカラ座シリーズでは出色の舞台であったと思います。サーカスの一団を含めよくリブレットの雰囲気を出しており、細部までよく演技指導がなされて感心しました。特にOksana DykaのNeddaはよく描かれており、男たちが夢中になるのも宜なるかなという印象を持ちました。改めてスカラ座の伝統的な力に感じ入った次第です。

I Pagliacci(3) Nedda of Oksana Dyka


オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)のすばらしいところはよく伸びる高音域、D・Esは軽いと思います。豊かな中低音(これがリリコ・スピントの魅力)そして大きな声量も絞るような声ではなく、余裕を持ってふくよかに歌っているところが魅力だと思います。特に専門的な立場から言いますと口の開き具合や調音点がすばらしいと思います。これは天性のものなので、これが彼女の歌の素晴らしさにつながっているのではないでしょうか。

これが「天才」とは、笑っちゃいますね。カーセンの「リナルド」


話題になっていたので、NHKで放送されたカーセンの「リナルド」を見ました。十字軍の話を現代の男子校と女子校の魔法合戦に読み替えて、まるでハリー・ポッターとETを混ぜ合わせた焼き直しでした。これが「天才」なら、授業のレポートにWikiからコピペする生徒は皆、天才ですよ。バカバカしくて笑っちゃいますね。スカラのドン・ジョヴァンニもひどかったですが、歌手もよく頑張って、演奏も良かったのに、音楽がかわいそうでした。やはり、リブレットは大切にしてほしいですね。

I Pagliacci(2) Nedda of Oksana Dyka


「道化師」の過去の多くの演出では、中年の女性の男女がらみの諍いのように描かれることが多く、それも注目されないことに拍車を掛けていたように思われる。
それに対しオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)はカニオに拾われた女の子というリブレットの通り、若々しく、妖艶な演技でカニオ・トニオ・シルヴィオ・もしかするとペッペという多くの男性たちを魅了する、新鮮なネッダとしてとても魅力的であった。
しかも、大柄で舞台映えがし、なによりも目の覚めるような美貌で、すっかりファンになってしまった。

ガブリエラ·トゥッチ~忘れられないリリコ・スピント

Gabriella Tucci soprano 16
ガブリエラ·トゥッチも忘れられないリリコ・スピントの一人です。私がオペラを聞き始めたときはもうあまり歌っていませんでしたが、1950年代からのイタリア歌劇団に何度も来日し、またマリオ・デル・モナコの「道化師」ではNeddaを歌い我々にもなじみのあるソプラノです。惜しいことに全盛期がカラスやテバルディと重なったために、評価が十分ではなく、またレコーディングも少なかったのですが、その安定した歌唱と幅広い役柄で多くのオペラハウスから重宝されました。ヨーロッパやアメリカには多くの歌劇場があり、マリア・カラスのような超一流歌手だけでは演目がまかないきれないためトゥッチのような多くの歌手がレベルの高い演奏の下支えになったことは想像に難くありません。私たちはとかく超一流歌手と比べてその演奏を揶揄する場合が多いのですが、普段、オペラハウスの聴衆を楽しませてくれたその歌声をもう一度評価すべきなのではないでしょうか。

美しいオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)のタチアナ


昨日はバイエルンの「オネーギン」がストリーミングで放送されていました。私も頑張ろうと思ったのですが、さすがに午前3時からはキツかったです。ご覧になった方は感想をお願いします。写真はロスアンジェルス・オペラの「オネーギン」です。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)のタチアナはとても評価が高く、スタンディング・オベーションを受けたそうですね。批評家の方々からの評価も高く、ウクライナ生まれの彼女にとって、「オネーギン」の歌詞は母国語に近く。持ち前の美声が発揮出来たのではないでしょうか。それにしてもオペラ歌手にしておくのはもったいないぐらいの美貌ですね(笑)。LAoperaの皆さん是非BlurLayで発売してほしいものです。

リリコ・スピントが歌う役柄はオペラの華


リリコ・スピントが歌う役柄はオペラの華ですね。ベルカント・オペラの時代はリリコ・レジェロが中心ですがヴェルディ以降になるとマクベス夫人、ヴィオレッタ、トロヴァトーレのレオノーラ、仮面舞踏会のアメリア、アイーダ、デズデモナ、トスカ、蝶々夫人、ジョルジェッタ、トゥーランドット、ネッダ、ノルマその他ドイツ・フランス・ロシアオペラまで、枚挙に暇ありません。それ故、この役柄に名歌手が輩出するのです。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんも頑張ってくださいね。

I Pagliacci(1) Nedda of Oksana Dyka


もともと私も含めて「道化師」を聴くときはカニオの「衣装をつけろ」を中心に苦渋に満ちたテノールの歌声を聴くことが中心になるのだが、案外カニオの出番は短い、それに対してネッダは、「鳥の歌」、トニオとの掛け合い、シルヴィオとの二重唱、そして第二幕の劇中劇でカニオに刺されるまでほとんど最後まで出ずっぱりでソプラノとしては負担が重い役にもかかわらず、主役のテノールよりも注目度が低い。そのため過去の超一流のリリコ・スピントはほとんどこの役をやってこなかったし、労多くして、評価が低い役どころだった。

リリコ・スピントといえばテバルディ


やっぱり超一流のリリコ・スピントといえばレナータ・テバルディでしょうか。私がオペラを聞き始めたときにはすでに引退していましたが、その美しく明るい歌声は今でもCDで聞くことができます。特に「アイーダ」「蝶々夫人」は他の歌手の追随を許しません。

すばらしいオクサナ・ディカのネッダ Nedda of supreme Oksana Dyka

pagliacci Act.2
 昨年の暮れ、NHK-BS放送でレオンカヴァッロの「道化師」の放送があった。
ホセ・クーラが歌うカニオが聴けるとのことで楽しみにしていたが、予想通りすばらぶんしい公演だった。
ホセ・クーラの歌うカニオはすばらしく、存分にその魅力を出し切り、この役になりきっていると感じた。
アンブロジオ・マエストリのトニオも申し分なく、セルソ・アルベロのペッペもとても良かった。

 が、なんと言ってもすばらしいと思ったのはこの役でスカラ座デビューを飾ったオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)の歌うネッダである。そのつややかな声、よく伸びる高音域、豊かな声量などどれをとっても当代随一と言っても過言ではないソプラノ・リリコ・スピントである。

 このブログではすばらしいリリコ・スピントであるオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)を中心に、過去のオペラ歌手、私のオペラ遍歴などを綴ってゆきたいと思う。
プロフィール

dawa7761

Author:dawa7761
オペラをこよなく愛する者です。
すばらしいリリコ・スピントであるOksana Dykaちゃんのファンです。
東の果ての国から応援しています。

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