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Rai.replyでトリノ・レージョ歌劇場の「仮面舞踏会」がストリーミング放送されています。


 イタリア放送協会のRai.replyでオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「仮面舞踏会」がストリーミング放送されています。私も忙しい合間を縫って聴きましたが、やはり通しで聴くと全く印象があざやかになります。
 とにかく歌手のバランスが最高でした。ヴェルディのオペラは重唱部分がとても大切ですが、第二幕のAmeliaとRiccardoの二重唱やRenatoと合唱の掛け合いなど、アリアの部分以外にも素晴らしい演奏を展開していました。しかもスター歌手よりも実力派の歌手が多く、ヴェルディ特有の声の饗宴を十分楽しめました。オーケストラも歌手の特長を良くとらえ軽やかに鳴っていたように思います。これは指揮のPalumbo師だけではなく、やはり、トリノ・レージョ劇場のスタッフ全体の力だと思います。もちろんオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんもアリア以外も素晴らしい歌声と演技を展開していました。表情や手の使い方もとても上手ですね。「よりよい演奏をしよう」という意思が観客に伝わるような素晴らしさでした。OscarのSerena Gamberoniはカーテンコールで側転まで披露していましたね。(笑)
 このキャストがほとんど2013年のスカラ座での「仮面舞踏会」に出演するのも、もっともなことだと思いました。是非、皆さんも一度聴いてみてください。
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ヴェルディ・ソプラノの誕生 ballo in maschera torino


 トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」の映像がyoutubeでupされているのを視聴しました。2回目の公演ということでライブ放送のときと比べてこなれた印象を受けました。Lorenzo Marianiの演出は1900年頃に時代設定を変えたものですが、リブレットや曲に寄り添うようなとてもシックな演出で好感が持てました。第3幕の斜めになったシャンデリアは「オペラ座の怪人」を思い出させました。RiccardoのGregory Kundeはドミンゴやパヴァロッティの歌を知っているだけに単純に比較できないのですが、初老の男性の恋心を上手く表現していたと思います。Renatoは若手のGabriele Vivianiでしたが深く堂々とした歌いっぷりで今後の注目株ですね。感心したのはOscarのSerena Gamberoniです速いコロコロところがるようなオスカルの歌をとても上手く歌うだけではなく、表情豊かに演技も抜群で、重い役の多い「仮面舞踏会」の中で特に印象的でした。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのAmeliaは素晴らしかった。「仮面舞踏会」は悲劇にも関わらず、明るい、軽い歌も多いのですがAmeliaだけはドラマチックなアリアと重唱における速いパッセージが重なり、難しい役どころで、CDやDVDで名歌手達の歌を聴いても、今ひとつの感があるのですが、高音から低音への広い音域を軽々とこなし、劇的な表現と2人の愛に引き裂かれるAmeliaを素晴らしく歌っていました。特に「あの草を摘み取って」の難しい後半の高音域を上手くコントロールしていたと思います。トリノの客席から盛大なBravaが飛んでいました。ヴェルディ・バリトンという言葉がありますが、新しいヴェルディ・ソプラノの誕生ですね。スカラの「アイーダ」とトリノの「仮面舞踏会」をこなせれば文句のつけようがありません。実は今回出演した歌手は知らない人が多かったのですが、トリノ・レージョ劇場は主役級でもオーディションで決めるため、名前だけの人気歌手よりも、本当に実力のある歌手でレベルの高い演奏を維持しているそうです。それがトリノ・レージョ劇場の人気の高さと、質の向上につながっているのでしょう。来年の日本公演が楽しみですね。

マリインスキー・バレエ公演 バレエ「くるみ割り人形」Nutcracker


 今日はオペラから離れ、NHKで放送されていたマリインスキー・バレエ公演 チャイコフスキーの「くるみ割り人形」を見ました。マリインスキー劇場は初演されたところで本場も本場、伝統的な舞台、安定した振付、躍動感あふれる踊りなど門外漢の私でもとても楽しめました。が、何よりも感心したのは、やはりゲルギエフ師の指揮ではないでしょうか。演奏会とは異なり、踊り手の技量、振付の具合、舞台転換の時間などを考慮し、テンポを決め、しかも音楽が緩まないようにオーケストラをドライブするのは並大抵の事ではありません。カーテンコールも踊り手が主役だという振る舞いをしていらっしゃったのは、さすがだと思わせました。これでこそ一流歌劇場のKapellmeisterですね。いや改めて感心いたしました。
「オペラなんて歌付きの交響曲だ」と言ったどこかの国の指揮者とは雲泥の差ですね。本当に素晴らしかった。

トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」のライブ放送を聴きました。Un ballo in maschera


 今シーズン期待のトリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」のライブ放送を聴きました。ザッとした印象ですがRiccardoを歌ったGregory Kundeはベテランらしく端正な歌いぶりで好感が持てました。昔のベルゴンツィを思い出させる格調の高い歌唱でした。Renatoは若手のGabriele Vivianiでした、良く歌っていましたが、まだまだレナートの苦悩や怒りを表現するまでには至ってなかったように思います。圧巻はやはり女性陣でしょうか。UlricaのMarianne Cornettiが抜群だったと思います。予言者としてのデーモニッシュな雰囲気が下品さに堕さずに歌えるというのは素晴らしいと思います。来年の「新国」のアムネリスが楽しみですね。そして焦点のオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのAmeliaですが2幕の「あの草を摘み取って」3幕の「私の最後の願い」も良く響く美声で素晴らしく歌っていました。今シーズンのアイーダやタチアナよりも音楽的には安定してきたのではないでしょうか。「仮面舞踏会」はリッカルドの「永久に君を失えば」やレナートの「おまえこそ心を汚す者」という名アリアがあるので女声群は損をすることが多いのですが、決して負けない気品のある歌唱でした。特に重唱部分が素晴らしかったと思います。ただ、初役ということでいつもよりは安全運転だったかなとも感じました。が、なにより一番素晴らしかったのはRenato Palumbo師の指揮でした。少しインテンポで進めながら聴かせどころでは歌手の歌をたっぷり聴かせアリア中心の「仮面舞踏会」魅力をたっぷり響かせていましたし、レージョ劇場のオーケストラも素晴らしい演奏でした。演出も写真で見ると良さそうですね。本場のイタリアでは全土に衛星HD放送されるそうですが、ぜひ我が国でも放送されるかBDで発売してほしいものです。即、買いですね(笑)。

二人の中村さん

 二人のNakamuraさんとは海外のオペラ・ハウスで活躍している中村恵理さんと中村祥子さんです。中村恵理さんは兵庫県川西市出身。大阪音楽大学の大学院を修了。新国立劇場オペラ研修所のときトーマス・ノボラツスキー氏の薦めにより強く海外行きを勧められ、「オペラスタジオ・ネザーランド」を皮切りに「ロイヤル・オペラ」「バイエルン州立歌劇場」とキャリアを積み上げています。声質はリリコ・レジェロですが、欧米で活躍する内にすっかり本場の歌手と遜色ないぐらいの歌唱を繰り広げます。私は「Massenet」の「Werther」における「Sophie」を聴いたのですがほんとうに日本人離れする素晴らしさでした。中村祥子さんは佐賀県出身、ベルリン国立バレエ団のプリンシパルで、今、海外のバレエ界で一番活躍しているバレリーナでしょう。それに結婚も出産もされているとのことです。今週の週末にブルーノ・モレッティの「カラヴァッジョ」の公演がNHK-BSで放送されます。このように海外で活躍される日本人がいることはとても心強い事です。
 最近は海外へ留学する学生が減ってきていると言うことですが、やはり、大きな世界へ飛び出してゆかないと、豊かな実りは得られないのではないでしょうか。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「仮面舞踏会」Ameliaのライブ放送


 6月19日、現地時間の午後8時からRaiRadio3でトリノ歌劇場の「仮面舞踏会」がライブ放送されます。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんが初役でAmeliaを歌います。「仮面舞踏会」ではレナートやリッカルドが目立ちますが、アメリアも第2幕と3幕で難しいアリアがあります。そうしてみると「仮面舞踏会」は美しいアリアの宝庫ですね。Milanoの「アイーダ」で共演したMarianne CornettiもUlricaで登場します。Renato Palumbo師がどのような演奏を繰り広げるのか、今から楽しみですね。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんお誕生日おめでとう。Happy Birthday Oksana


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんはこの6月16日がお誕生日です。おめでとうございます。今シーズンはLAの「エフゲニー・オネーギン」で大喝采を受け、DresdenとFrankfurtの「トスカ」で賞賛され、Milanoの「アイーダ」に挑戦し2年連続でMilanoとValenciaの「トスカ」を歌い、mariinskyでゲルギエフ師と共演し、6月からはTorinoの「仮面舞踏会」で初役のAmeliaに挑戦します。その中低域から高音にかけてのレンジの広い美しい声、オペラハウスに響く豊かな声、舞台映えのする容姿と劇的な表現力、感情を込めた素晴らしい演技など、現役の歌手の中で最高のDivaといっても過言ではありません。オペラ・ハウスからオペラ・ハウスへと飛び回り、新しい役柄の勉強の暇もないくらい大変でしょうが、来シーズンも健康に気をつけてがんばってくださいね。これからも東の果ての国から応援しますよ。

オクサナ・ディカちゃんルサルカに出演 Oksana Dyka as Rusalka


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんは各地のオペラハウスで引っ張りだこですが、2013年1月の予定が空白だったので、久しぶりにお休みを取るのかと思いきや、なんと、ナポリのサン・カルロ劇場でドヴォルザークの「ルサルカ」を歌います。「ルサルカ」は「月に寄せる歌」で有名なように叙情的な部分もありますが、劇的な表現も要求されるリリコ・スピントにとっては難しい役柄です。特にチェコ語が難しく、ウクライナ出身のオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんには元々は同じスラブ語でありながら西スラブ語圏のチェコ語は外来語のような感じでしょう。指揮者はよく見ると、LAオペラの「エフゲニー・オネーギン」で共演したジェームズ・コンロン師ではありませんか。コンロン師はLAオペラの音楽監督ですが、年に1回はイタリアに客演して本場の空気に触れています。
彼がオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんを「ルサルカ」のtitle-rollに据えるということは、よほどその能力を買っているのでしょう。カラヤンやベームの例でお分かりのように良い指揮者は良い歌手を離しませんからね。先日の新国のグリヤコヴァでがっかりしてしまった私としては、ぜひオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの豊かな歌声を聞きたいものです。

私の愛したリリコ・スピント チェリル・スチューダー cheryl studer


1990年代にオペラ界を席巻したリリコ・スピントといえばチェリル・スチューダーではないでしょうか。タンホイザーの「エリザベート」ローエングリンの「エルザ」フィガロの「伯爵夫人」だけではなく、イタリアオペラにおいてもルチア、アイーダ、など実に幅広い役柄をこなしています。生の演奏は聴いたことはないのですが、ちょうどレコードからCDに変わる時期で、多くの演奏が残されています。その声質は強く、輝かしく、高音域も安定しており、中低域も豊かで多くの歌劇場からオファーがありました。が、あまりにも忙しく、喉を酷使しすぎたせいか95年以降は出番が少なくなってしまいました。私もその歌に感動し、その歌声に熱中した一人です。フィガロの「伯爵夫人」はこの役のBestと言ってもいいでしょう。デル・モナコの例を引くまでもなく、あまりに美しい歌声は寿命が短いのでしょうか。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんも声を大事にして長く活躍してほしいですね。

ファンになるには一声で十分 

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 オペラ好きがファンになるには理屈は必要ありません。一声聴いただけで十分です。パヴァロッティのファンになった時は、1971年のイタリア歌劇団の公演でのマントヴァ公でした。ちょうど初めてオープン・リールのデッキを買ってもらったところで、ヴェルディの「リゴレット」を録音した時のことです。当時は指揮のマタチッチ以外、名前の知らない歌手ばかりだったのですが、出だしパヴァロッティの「あれか・これか」を聴いて体が打ち震えたのを、今でも覚えています。それまでレコードで聴いたどんな歌手よりも素晴らしかった。単にハイCだけではなく、役柄と歌声がぴったりと当てはまっているというのはまさにこのことでしょう。今までで一番聴いた「リゴレット」です。特に「女心の歌」に続く第3幕の四重唱は絶品でした。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのファンになったのは「道化師」の第2幕、Neddaが「Pagliacco mio・・・」と歌う声を聴いて思わず釘付けになりました。彼女も是非パヴァロッティのような大歌手になってほしいと思います。

類型的な演出「ペレアスとメリザンド」 Anyone dosn't like Robert Wilson 


 先日、パリ・オペラ座バスチーユの歌劇「ペレアスとメリザンド」(ドビュッシー作曲)が放送されました。フィリップ・ジョルダンがドビュッシーのさざ波のような音楽を見事に構成していましたし、ペレアスのステファーヌ・デグーも良かったですが、もっとも印象に残ったのはメリザンドを歌ったエレナ・ツァラゴワでした。メリザンドの硬く研ぎ澄まされたような美しさが男達を引きつける様子が伝わってきて、その歌唱とともに好演だったと思います。問題はやはりロバート・ウィルソンの演出でしょう。能の舞台を思わせるような類型的な演出で、まるでスカラ座の「オルフェオ」の続演としか思えないような才気のない演出でした。メリザンドの手が届かない代わりに彼女の背丈よりも長い髪が塔を伝って落ちてくる。ペレアスはそれを掻き抱き狂喜する。そのシーンも無いのではもはや「ペレアスとメリザンド」ではありません。やはり演出は独りよがりではなく、音楽やリブレットに寄り添うような物でなくてはならないと思います。どんなオペラでも同じ演出では、観客は舞台を見る必要はありませんし、CDで音楽を聴いていれば十分です。特にゴローを歌ったヴァンサン・ル・テクシエの歌唱が演出に影響されたのか生気が無くて気の毒でした。ロバート・ウィルソンの演出なら、演奏会形式の方がいいのではないでしょうか。
プロフィール

dawa7761

Author:dawa7761
オペラをこよなく愛する者です。
すばらしいリリコ・スピントであるOksana Dykaちゃんのファンです。
東の果ての国から応援しています。

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