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トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」(7)


 オスカルの難しいコロラトゥーラから始まる五重唱はこのオペラの聴き所です。レナートやトム、サミュエルの復讐を誓うを誓う強い歌唱、悲劇を予感するアメリア、明るいオスカルと5人の旋律だけではなく言葉さえも同時に歌われながら、はっきりと聞こえてくるところは、ヴェルディの音楽の素晴らしさです。とくに、ややもすると他の歌手に押されがちなオスカルを、ガンビローニはしっかり歌っており、その技巧と相俟って素晴らしい表現力です。彼女はこの役を得意にしているそうですね。是非聴いてみて下さい。
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トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」(6)


 次はレナートの有名なアリア、「お前こそ心を汚すもの」です。前半のレナートの激情的な怒りの音楽に対し後半はアメリアとの愛の日々の回想にふける朗々とした旋律が特長で、ヴェルディ・バリトンの真骨頂が発揮されます。ここではヴィヴィアーニ君が若々しいいい声で歌っていて魅力的ですが、後半部がちょっと単調なのが残念です。

トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」(5)


 いよいよ第3幕、オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「私の最後の願い」です。ここでは今までの歌唱テクニックを駆使した歌唱に比べ、しっとりとした叙情的な歌で、その表現力が問われます。ここでも美しい声で素晴らしく歌っていますね。チェロの伴奏が印象的ですが、ここはトリノのオーケストラがその技量を見せつけています。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」(9)


 「蝶々夫人」シリーズもいよいよ最後です。ここのところ繰り返しオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの歌を聴いています。そのスケールの大きさには圧倒されますね。特にテッシトゥーラが低い音楽なのでよほど幅の広い音域がカバーできるリリコ・スピントでないとその音楽は生きてきません。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんもDalhallaの時と比べるととても安定感が増しています。彼女は最近トスカ、アイーダ、アメリアそして「蝶々夫人」とレパートリーが少ないようですが、それぞれが難役だけに歌える歌手が少ないので需要が多いのでしょう。もっといろいろな役柄も是非聴いてみたいと思いました。さて、明日からは中途半端になっている「仮面舞踏会」に戻りたいと思います。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」(8)


 写真はいよいよ蝶々さんの自害のシーンです。欧米のサイトでは「ハラキリ」と紹介されていますが、日本の女性は「ハラキリ」はしません。喉をついて自害するのです。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの歌を聴いていると、その大きなオペラ・ハウスを満たす美声、舞台映えする容姿、細やかな演技など、アメリカや日本の大きな劇場でこそその素晴らしい魅力が発揮できるのではないかと思います。でももう一つ、grazの頃のようなスタイルが備われば、爆発的に人気が沸騰すると思うのですが・・・。来日公演では東京文化会館2300席を満たす素晴らしい歌唱を期待しましょう。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」(7)


 写真はいよいよ第2幕第2場です。中学生の時、音楽の授業で「ある晴れた日に」を聴きました。そのころはもうオペラを聴き始めていたので、そのか細い、弱々しい歌を聴いて、恥ずかしくなったことを覚えています。きっと教科指導用のレコードだったのでしょう。先生が褒めるほど、その違和感は大きくなりました。それを払拭したのがかのテバルディの名唱です。「ああ、プッチーニってこんな音楽を作り出したんだ」と思い心が熱くなりました。やはり良い音楽には名演奏家が必要なのですね。今回のLosでのオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの歌唱は久しぶりに真のリリコ・スピントとしての蝶々さんの音楽を堪能させてくれました。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」(6)


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの表情を見ていると、少し東洋系の血筋が入っているようだと友人が言っていましたが、そういえばそうですね。Losの舞台は日本的な雰囲気が出ていて好感が持てました。Metは中国の「蝶々夫人」でしたから。その雰囲気が素晴らしい公演のバックボーンになっているのではないでしょうか。写真は第一幕の終盤、愛の二重唱の場面です。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」(5)


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」は第1幕も良かったのですが、第2幕からは、声もよく通り素晴らしいできになりました。「ある晴れた日に」からは絶品です。シャープレスのオーウェンズは本当に熱の入った歌唱でしたが、もう少し淡々と歌う方がcio-cio-sanの悲劇がくっきりと鮮明になるのではないかと思いました。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」(4)


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」でピンカートンの帰りをスズキと喜ぶ、二重唱「桜の枝を揺さぶって」です。いろいろなサイトで評価が上がっていますがどれも音楽的には素晴らしく、オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの歌唱にも、とても高い評価がされていますが、一方で15歳の少女には見えないという、ないものねだりの感想もあります。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんは演技でカバーしようとし、体をひねったり、うつむき加減にしたりしていますし、背筋を立てるときは相手役からはなれて上手くカバーしています。できれば着物はもう少し若々しいものを、そして髪型やメイクも工夫すれば若々しいcio-cio-sanになったのではないかと思います。でも過去のどの演奏にも引けをとらない感動的な歌いぶりでしたよ。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」(3)


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」の映像がLAオペラのサイトにupされています。音楽や歌唱は素晴らしいのですが、角隠しは紙兜みたいですし。髪の結い方も低くcio-cioさんらしくないですね。もう少し髪型やメイク、衣装なども考慮して欲しいと思いました。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」(2)


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」はとても素晴らしい。プッチーニが描きたかったのはこのような力強い音楽だったのでしょう。何回聴いても感動します。でも写真を見るともう少しダイエットして欲しいです。(笑)

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」(1)


 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」の写真がLAオペラのサイトにupされています。最近ちょっと貫禄が出てきましたね。あと6回公演がありますが、頑張ってくださいね。

素晴らしい蝶々さんでした。Brava Oksana as Cio-Cio San


 今日は素晴らしい蝶々さんに3時間釘付けになりました。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」はリリコ・スピントの魅力を存分に発揮していました。力強い低音域からよく伸びる高音域までその豊かさと艶やかさは最高のリリコ・スピントならではのものです。特に最近は歌唱が安定して高音域からの下降の旋律では多くのソプラノが苦しくて声が裏返ることもありますが、オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんは余裕を持って処理していました。また、歌の演技力も素晴らしく、第二幕の長丁場も表情豊かに歌いこなし、飽きさせることがありません。最近は「蝶々夫人」をフイ・ヘー、ラセット、オポライスと聴いてきましたが、それらを圧倒する素晴らしさです。その美しい歌声とスケールの大きさはたぶんテバルディ以来でしょう。LAオペラの観客の皆さんがうらやましいです。最近では珍しく音楽が鳴っている最中から拍手が起こりました。ピンカートンのJovanovichもいい声でよく歌っていましたがオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんに比べるとやや弱いかなと思います。SuzukiのMilena Kiticは初めて聴くメゾですが重唱部分ではよく歌っていました。それでこそCio-Cio Sanが生きるというものです。Grant Gershonの指揮ぶりも見事でまるでブロードウェイのミュージカルのように(良い意味です)一つ一つの音が粒立っていて、ベダルの少ないきれいな音で楽しませてくれました。
期待以上の素晴らしい演奏で、先日Metの「仮面舞踏会」のバラバラな演奏をを聴いて凹んでいた私を元気づけてくれました。是非CDでもいいから発売して欲しいですね。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」LAオペラからライブ・ストリーミング中です


オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「蝶々夫人」LAオペラからライブ・ストリーミング中です。ただいま第一幕が素晴らしい二重唱で幕を閉じたところです。KUSCで放送中なので是非聴いて下さい。久々にリリコ・スピントらしい蝶々さんです。これから「ある、晴れた日に」が始まります。

トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」(4)


 引き続いてリッカルドとアメリア、レナートの三重唱です。聴かせ所が続きますね。リッカルドとレナートがリズミカルでテンポのいい歌唱を展開するのに対して、アメリアは後の悲劇を予感させるような劇的で力強い歌唱を展開します。その対比が面白いのですが、アメリアはアクロバティックな歌唱で一流のリリコ・スピントでもなかなか歌いこなせない難しい部分です。ここでもオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんはとても素晴らしい声で歌っています。歌の芯がしっかりしてブレないところがとてもいいですね。

トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」(3)



 つづいてリッカルドとアメリアの二重唱「この胸はときめき」です。この部分が音楽的にはクライマックスですね。前半のゆったりとした部分から後半のリズミカルで劇的な歌唱まで歌うのはとても高度な歌唱技術が必要です。そしてアメリアの「Si,tamo」で頂点を迎えますがここでもオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんはとても魅力的です。カンディもディカちゃんも演技が上手く、このオペラの聴かせどころを手応えのあるものにしています。是非聴いてみて下さいね。

トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」(2)


 今日は「仮面舞踏会」から、有名なアメリアのアリア「あの草を摘み取って」です。アイーダの「勝ちて帰れ」と同じように、前半の劇的な音楽と、後半のしっとりとした歌唱を両立させるのはとても難しく、並のリリコ・スピントでは対応できません。ここではオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんは素晴らしく歌っています。まだ、充分消化しきっているとはいえませんが、力強い歌唱と高音のコントロールが備わっているだけではなく、彼女の場合、歌になっているところがとても素敵です。とても聴き応えがありますよ。大きな拍手とbravaが飛んでいましたが、もっともなことですね。

トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」(1)


 トリノ・レージョ劇場の「仮面舞踏会」の動画をupします。第一幕のリッカルドがちょっといなせな船歌を歌うシーンです。ガンディの歌はちょっとまじめですがなかなかいいですね。ヴァルガスはどうでしょうか。いかにもイタリア・オペラらしい演奏にはとても惹かれますね。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃん、2013年のトリノ・レージョ劇場の来日公演で「仮面舞踏会」のアメリアに出演。


 ついに、オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんが来日します。2013年のトリノ・レージョ劇場の来日公演で「仮面舞踏会」のアメリアに出演します。今年のレージョ劇場での「仮面舞踏会」と同じ演出で、ご主人のヴィヴィアーニ君がレナートを歌います。初来日での大役に期待が集まりますね。ファンとしては本格的なリリコ・スピントらしい熱唱を聴きたいものです。で、しばらく「アイーダ」はお休みして、再び「仮面舞踏会」に焦点をあてたいと思います。(←わがまま、勝手、いい加減です)

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「おお、わが祖国」


 最近、仕事が忙しく(いつも忙しいのですが)Blogの更新を怠っています。今日はオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんが今年、スカラ座で歌った「アイーダ」の「おお、わが祖国」をupしておきます。いかにもリリコ・スピントらしい素晴らしい歌唱です。是非、聴いてみてください。

レナータ・テバルディの「アイーダ」Masterpiece of Aida(3)


ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
アイーダ…レナータ・テバルディ
ラダメス…カルロ・ベルゴンツィ
アムネリス…ジュリエッタ・シミオナート
ランフィス…アーノルド・ヴァン・ミル
アモナスロ…コーネル・マックニール
エジプトの王…フェルナンド・コレナ
ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1959年9月 ウィーン

 いわゆるカラヤンの旧盤です。もう50年以上前の録音ですが、いまだに「アイーダ」のスタンダードです。名プロデューサー、ジョン・カルショウが作っただけあって、録音状態を含め、永遠に色あせない名盤です。ラダメスのカルロ・ベルゴンツィは最初の「清きアイーダ」で低音域からB♭に上昇するアリアを格調高く歌い、シミオナートのアムネリスも堂々とした王女の品格を歌い上げています。この十全ともいえるCDの唯一といってもいい欠点はアモナスロのコーネル・マックニールでしょう。声は力強いのですが、いかんせん次々と変化に富む音楽に表現がついていきません。特にテバルディとの重唱では実力の差が浮き彫りになってしまいます。そのアイーダを歌うレナータ・テバルディは真にリリコ・スピントらしい堂々たる歌唱で文句のつけようがありません。このような力強い歌がヴェルディが「アイーダ」に求めていたものなのでしょう。特に「おお、わが祖国」のハイCに駆け上がってゆく部分は絶品ですし、最後のラダメスとの二重唱も素敵です。カラヤンもドラマティックな表現と繊細で叙情的な表現の使い分けの上手さは素晴らしく、「指揮棒の魔術師」と呼ばれた彼の真骨頂が現れています。この後のカラヤンのレガートを多用した美しさの追求とは一線を画す音楽作りですね。これを聴かずして「アイーダ」は語れません。

クラウディオ・アバドの「アイーダ」Masterpiece of Aida(2)


ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
アイーダ…カーティア・リッチャレッリ
ラダメス…プラシド・ドミンゴ
アムネリス…エレーナ・オブラスツォワ
ランフィス…ニコライ・ギャウロフ
アモナスロ…レオ・ヌッチ
エジプトの王…ルッジェーロ・ライモンディ
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
クラウディオ・アバド(指揮)
1981年デジタル録音。
 ムーティの先輩に当たるクラウディオ・アバドの『アイーダ』です。ムーティの爆発的な演奏とは異なり、細部まで丁寧に磨きをかけた演奏で、とても歌手の声を大切にしています。特に第3幕の冒頭の部分は弦楽器の弱音部分とフルートの演奏が素晴らしく、アバドの感性が音楽を引き立たせています。ラダメスはドミンゴですがやはり安定していますね。レオ・ヌッチのアモナスロ、ギャウロフのランフィスもいいですがムーティ盤よりも内面の表現を重視する姿勢がうかがわれます。アムネリスのオブラスツォワも優雅な歌唱の部分はともかく、第4幕での高音域のB♭を使った劇的な歌唱はコッソットにも負けていません。問題はアイーダのリッチャレッリでしょう。声は美しいのですが、本来はリリコである彼女の声質とスピント系が歌うべきアイーダの音楽は釣り合いがとれません。叙情的な部分を強調しようとするあまり、かえって弱さが目立ちます。これはスタジオ録音でもカバーできません。それを補うのがスカラ座の管弦楽団&合唱団です。アイーダを知り尽くしたオーケストラと特にコーラスは素晴らしい。3幕の出だしの柔らかな歌いぶりと4幕のラダメスに審判を下す祭司たちの合唱はソリストたちの力以上の効果を発揮します。全体的に繰り返して聴いてもあきない素敵な演奏ですがtitle-rollがもう一歩という感じです。

モンセラ・カバリェの「アイーダ」Masterpiece of Aida(1)



ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
アイーダ…モンセラ・カバリェ
ラダメス…プラシド・ドミンゴ
アムネリス…フィオレンツァ・コッソット
ランフィス…ニコライ・ギャウロフ
アモナスロ…ピエロ・カップッチッリ
エジプトの王…ルイジ・ローニ
伝令…ニコラ・マリヌッチ
女司祭…エスター・カサス
コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス合唱団
ロイヤル軍音楽学校のトランペッターたち
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
 さて、私の大好きなオペラ「アイーダ」です。そのスペクタクルに富んだ豪華な舞台、劇的な音楽、繊細な心情を表現したアリアなど、全編にわたって聞き所満載です。これほどの名作なのでCDは数多く存在すると思いきや、レコードの時代から各社がこぞって名盤作りに励んできたために決定版が数種類存在するだけで、CDの種類はそれほど多くありません。その中で歌手の聴き応えがあるのはこのムーティ盤です。プラシド・ドミンゴはラダメスを多く歌っていますが、声の輝きと軍人らしい直情的な表現ではこの歌唱が一番でしょう。フィオレンツァ・コッソットのアムネリスも力強い歌唱と表現力で圧倒的です。が、何よりもすばらしいのはモンセラ・カバリェのアイーダです。その声の美しさは有名な「おお、わが祖国」で頂点を極めます。ヴェルディが指示した消え入るようなC音のppは他の歌手では歌えません。劇的な歌もすばらしく、表現力がないとか劇場ではどうだろうかという評もありますが、その声の力は生半可な批評を許しません。特に第2幕のコッソットとの二重唱は圧巻ですね。そのほかランフィスのニコライ・ギャウロフ、アモナスロのピエロ・カップッチッリも文句なしで、ベルカント・オペラの神髄を聴かせてくれます。リッカルド・ムーティは凱旋の場こそすごいスピードのテンポですが、歌の聴かせどころは音楽に寄り添ってとても素敵です。強いて突っ込むとすると、オーケストラとコーラスでしょう。ニュー・フィルハーモニア管弦楽団は名手がそろっていて技術的には文句なしなのですが、やはりヴェルディはスカラやトリノのオーケストラのほうが、ヴェルディらしい音が出ますね。でも、なによりも「アイーダ」はtitle-rollの歌唱力が決め手になると思います。
プロフィール

dawa7761

Author:dawa7761
オペラをこよなく愛する者です。
すばらしいリリコ・スピントであるOksana Dykaちゃんのファンです。
東の果ての国から応援しています。

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