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オペラハウスでの「Boo」



 オペラハウスでは演奏や演出に不満があると「Boo」を飛ばす聴衆がいます。最もひどいのはやはりスカラ座の天井桟敷でしょう。他のブログを読むと今秋からスカラ座の支配人になるアレキサンダー・ペレイラは「Boo」対策に乗り出すそうです。やはりいくらプロと言っても人間ですからオペラ歌手も盛大な「Boo」をされると気分が悪いでしょうね。

 古くはマリア・カラス、からパヴァロッティまで「Boo」の洗礼を受けました。フレーニの「椿姫」事件、アラーニャのラダメス放棄事件など枚挙にいとまありません。それで名歌手が出演しなくなるとかえってマイナスだと思うのですが・・・。

 映像はオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんが出演した2011のスカラ座の「道化師」カーテンコールです。良い演奏だったと思うのですが、盛大な「Boo」ですね。それに笑顔で応えているオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんって根性ありますよね。そこもファンになった一因です。なお、これ以来、ホセ・クーラはスカラ座に登場していません。もったいないですね。
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オペラ・ファンタスティカ 奥田佳道氏の誤解


写真はオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんとヴィヴィアーニ君との最初の共演Il Trovatore (Leonora) at Circuito Lombardo
 
 先日、オペラ・ファンタスティカで奥田佳道氏がオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんを紹介していましたが、少々誤解があったようです。まずパートナーのヴィヴィアーニ君との共演がなかったと言うことですが、写真のように2006年ロンバルド劇場での「トロヴァトーレ」のレオノーラとルーナ伯、そして2012年トリノの「仮面舞踏会」と共演しています。次に東欧・ロシア系歌手のトップランナーとのことですがすでに2007年から結婚され国籍も取っててイタリアのルッカに住んでいます。ですからイタリアの歌手と言うのが本当でしょう。彼女のディクションの良さもその辺にあると思います。

聖オリハとオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃん


聖オリハ

 10世紀中頃、キエフ・ルーシ公の妻オリハは夫を殺され、幼い息子の後見となって国を支えた女性です。その意志の強さと賢明さはウクライナの女性の典型です。キリスト教に興味を持った彼女はわざわざコンスタンティノープルまで出かけ洗礼を受けた最初のウクライナ人となりました。その美しさと聡明さで皇帝が妻に迎えたいと言ったほどの女性です。オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのヤロスラヴナを聴いていると彼女の意志の強さはオリハから受け継いだものかもしれません。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの故郷であるウクライナは東西文明の十字路



 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの故郷であるウクライナは東西文明の十字路です。古くキエフ・ルーシ公国の時代から固有の文化を持ち、豊かな資源と土壌に恵まれながら、東のロシア、西のポーランド・オーストリアという大国に囲まれ困難な歴史を経てきました。その文化水準はとても高く、音楽面だけ見ても大作曲家プロコフィエフ(バレエ音楽「ポリステーヌの岸辺で」はウクライナ民謡から採ったものです)。チェロのピアティゴルスキー、ヴァイオリンのオイストラフ、スターン、ミルシテイン。

 ピアノではホロヴィッツ、ギレリス、なんとリヒテルはオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんと同郷のジトーミル出身です。チャイコフスキーもウクライナをこよなく愛し、この地で数々の名作を生み出しました。「アンダンテ・カンタービレ」ピアノ協奏曲第一番、交響曲第二番、そして「エフゲニー・オネーギン」や「マゼッパ」までこの地で作られたり、ウクライナの民謡からインスピレーションを得ています。ウクライナは「辺境」と言う意味があるそうですが、音楽ではヨーロッパに負けていません。

 そうじゃないとモナスティルスカやオクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんのような素晴らしい歌手は出てこないと思います。ウクライナの皆さん頑張ってくださいね。

オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「トスカ」



 オクサナ・ディカ(Oksana Dyka)ちゃんの「トスカ」がYouTubeでupされています。カヴァラドッシは Carlo Ventre 演出はLuc Bondyなので2011年のスカラ座の公演です。スピントらしい力強い声と伸びのある艶やかな声、そして情感のこもった演技は現代No1の「トスカ」ですね。5月からはロイヤル・オペラで「トスカ」を歌います。日本でも是非、歌ってほしいですね。

トリノ王立歌劇場、「仮面舞踏会」東京公演(2013.12.7)とトリノの地元公演(2012.6.21)の比較



 先日、オペラ・ファンタスティカでトリノ王立歌劇場、「仮面舞踏会」東京公演(2013.12.7)が放送されました。トリノの地元公演(2012.6.21)と比較してみたいと思います。

東京公演
リカルド…(テノール)ラモン・ヴァルガス
レナート…(バリトン)ガブリエレ・ヴィヴィアーニ
アメリア…(ソプラノ)オクサナ・ディカ
ウルリカ…(メゾ・ソプラノ)マリアンネ・コルネッティ
オスカル…(ソプラノ)市原愛
(指揮)ジャナンドレア・ノセダ

トリノ公演
リカルド…(テノール)グレゴリー・クンデ
レナート…(バリトン)ガブリエレ・ヴィヴィアーニ
アメリア…(ソプラノ)オクサナ・ディカ
ウルリカ…(メゾ・ソプラノ)マリアンネ・コルネッティ
オスカル…(ソプラノ)セレナ・ガンビローニ
(指揮)レナート・パルンボ

 演出も同じ、主演も5人中3人が同じと言うことでほとんど本場そのものを持ち込んできたという感じです。まずリカルド、ラモン・ヴァルガスも良かったですが、やはり声が軽すぎると思いました。他の公演も聴きましたが、どうしてもドミンゴのようなしっかりした声の方がリカルドにふさわしいと思います。特にオクサナ・ディカちゃんとの二重唱では弱さが目立ちますね。オクサナ・ディカちゃんは楽譜通り忠実に歌っているのに、ヴァルガスは語り口調でアンサンブルが今ひとつでした。クンデの方がちょっと固いけれどスピントらしい歌いぶりでした。

 オクサナ・ディカ(oksana dyka)ちゃんはどちらも素晴らしい演奏ですね。トリノの時は初役とも思えないくらい素晴らしいです。でも「私の最後の願い」は日本公演に軍配が上がります。アンサンブルでは練習が行き届いているせいかトリノ公演のほうが丁寧な歌いぶりです。

 レナートのヴィヴィアーニ君もイケメンで歌いぶりも素敵ですが、東京公演を聴くとヴェルディ・バリトンとしてはやや声の軽さが気になります。ウルリカのコルネッティは変わりません、出番が少ないのでもったいないですね。オスカルの市原愛はセレナ・ガンビローニと比較するのはかわいそうです。アリアは何とかこなしているのですが、(オペラ歌手なら当然です)アンサンブルとなると合っていませんね。やはりトリノ公演では練習が行き届いているせいもあって、重唱部分は聴き応えがありますが、東京公演では慣れているメンバーでもちょっと聴きおとりしました。

 指揮はレナート・パルンボの方があまりテンポを動かさず、バランスを重視して歌手の特徴を生かしていました。熱血ジャナンドレア・ノセダはオーケストラを揃えるより、各声部をコントロールして早いテンポで押しまくりました。今までの「仮面舞踏会」の公演を聴くとノセダのほうが正統派のような感じがします。ただ、アリアではゆったりとした情感を込めた指揮ぶりであったため、オクサナ・ディカちゃんでも苦しい部分がありました。でも練習を含めたオペラの運びとしてはトリノ公演に一日の長がありますね。

 現在、トリノ王立歌劇場では「トスカ」を公演中ですが、東京公演とは演出が同じでもキャストは全く異なります。それ故、東京の「仮面舞踏会」は貴重なものだったと思います。以上が私の感想です。

オクサナ・ディカちゃんバイエルン国立歌劇場で「蝶々夫人」に出演


Losでのcio-cio-sanです。

 Metでの「イーゴリ公」が終わったとたんオクサナ・ディカちゃんがバイエルン国立歌劇場の「蝶々夫人」に出演します。 もともとオルガ・グリャコヴァが11,14,19日に出演する予定だったのですが、急遽降板したため、代役で今日14と19日に出演します。cio-cio-sanはオクサナ・ディカちゃんの最も得意とする役で一昨年のLosでも絶賛を浴びました。

 もともと4月までは出演の予定はなかったのですが、レベルの高いバイエルンの公演、グリャコヴァと同じ事務所ということで白羽の矢が立ったのでしょう。でもオクサナ・ディカちゃんのほうが圧倒的に素晴らしい。チケットを買われた方はかえってトクをしましたね。先週までMetだったのでほとんどぶっつけ本番だと思いますが、頑張ってくださいね。Keri-Lynn Wilsonがどう上手く歌手に合わせてリードしていけるか、力量が問われます。バイエルン得意の放送はありませんが、どのように評価されるか楽しみです。

Metの「イーゴリ公」聴きました。



 昨日、ブロードバンド放送でMetの「イーゴリ公」聴きました。いやー、スゴかったです。「イーゴリ公」ってこんな音楽なのかと目を見張る思いでした。ロシアらしいペダルの多い低音の勝った演奏と思いましたら、とても美しい音でありながら迫力があり、改めてMetの威力とノセダの指揮ぶりに舌を巻きました。

 歌手もアブドラザコフをはじめ素晴らしいできでした。十分練習を積んだせいかアンサンブルも良く、ノセダが日本公演で言っていた「音楽学校の生徒のように」という言葉通り、ヘンな歌い回しをせず、音楽の良さを存分に表していました。オクサナ・ディカちゃんのヤロスラヴナもスピントらしい迫力と伸びと艶のある高音、気品のある歌唱で多くの拍手を受けていました。いやほんとに素晴らしかった。強いて言えばコツァンのコンチャク汗がすこしこなれていないような感じでした。

 それにしても午前2時から7時まで聴くというのは日本のオペラ・ファンて地獄ですね。これから寝ます。お休みなさいzzz・・・。
プロフィール

dawa7761

Author:dawa7761
オペラをこよなく愛する者です。
すばらしいリリコ・スピントであるOksana Dykaちゃんのファンです。
東の果ての国から応援しています。

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